KUMUKUの事務所は築70年ほど経つ古い家です。
まだ古民家と言えるほどの年月ではないかもしれませんが、事務所として改修工事を行ううえでいろんな問題が見えてきます。
今回のブログでは「奥が深いよ、さすが大工さん!」的な話です。
例えば建物の傾き、かたがりです。少しなら、影響ない程度ならいいのですがそうではない場合もあります。
細かく見ていくにはまずは柱の傾きや床の傾きを調べます。柱の傾きでは横に這わせる胴縁が新しい壁の下地になりますがそもそも胴縁を這わせる柱が傾いているので大工さんはこんな技で修整してくれます。
柱に沿わせて細い棒状の板を当てて。
ただ当てているのではありません。
厚みを下になるにつれて徐々に厚くしてあります。
上が薄くと下が厚い板状の棒。〇で囲っている部分の厚みを動画でどうぞ(^-^)