3月にはいり、KUMUKUの新築工事がようやくスタートします。
土地には、プラン図面通りの位置をビニールロープで分かりやすく張った後にお客様にも見てもらいOK頂いたら位置決めの最終決定完了します。
ビニールテープには、ところどころ色を付けて玄関の入り口などわかりやすくお示しします。
その後、その土地の建物の直下の地面の強さが測られます。「地盤調査」です。
冬の積雪荷重がかかって重くなった家がちゃんと支えられるか細かく調査をします。
ちなみに地盤調査にはいくつかの種類がありますがKUMUKUではスウェーデン式サウンディング試験を採用しています。
スクリュー状の試験棒に荷重をかけながら回転させて貫入させる試験方法。
ほかのも色々ありますがもう一つ比較されるのが表面波探査法といって地表の表面付近を伝播(でんぱ)する「表面波」の波長で地層の状態を測るものです。
歴史はスウェーデン式サウンディング試験が古いんですが古ければいいということで採用しているわけではありません。
ここからは私個人の自論ですが物理的な観点からしっかりとした解析ができると考えて選択しています。
そこには「地面を深く探り触る」ということが重要だと考えています。
実際に数メートル下の地層にある土質を調べるためには地表から深くにある土を採取してどんな土質か、含水率はどうか?それを知ることは実はとても重要なこと。
調査の結果、地盤改良の判定が出た場合に、では改良工事はどんな方法が最良か?コストを抑えて目標の地耐力をどんな手段で到達させるか、それを決めるための考察材料としてありとあらゆる面から土質を知ることが大切です。
土をたくさん触るスウェーデン式サウンディング試験が私にとって最良の方法と考えます。
だから私は「実際に地面を深く探り、触る」手法にこだわります。
KUMUKUではこだわりがいくつもたくさんあります。
これから少しづつですがお伝えできればと考えています。どうぞお楽しみに(^-^)