「平屋」の家は基礎工事を終え、今週末に上棟を迎えます。
上棟の前には基礎の上に「土台」を引いて上棟に備えますが、これを「土台伏せ」といいます。
土台には「ヒノキ」が使われています。あいにく今日は朝方に雨模様となり少し、土台が濡れましたが実はヒノキは耐水性がとても高い材種として土台に向いているんです。
同時に材木を腐らせる「腐朽菌」の繁殖には水分が大きく関係していて水分の浸透が多いほど(含水量が多いほど)腐りやすいとされていますが、ヒノキは耐水性が高い木材の代表格とされ、腐朽菌の繁殖を防いでくれます。
また「ヒノキオール」の香り成分は腐朽菌や虫(白蟻など)が嫌うため耐朽性、耐蟻性もとても高いです。
そしてもう一つは土台は固くなくてはなりません。
何しろ家の全重量を一手に受ける部材が土台だからです。家の全重量を支える重要な役割を持つ「土台」。
家にはいろんな部位の材木が使われていますが聞き覚えのある言葉では「適材適所」という言葉があります。
これは住宅に使われいる木材の材種と使われる部分、箇所によって使い分けると言うものです。
まさしく「ヒノキ」は土台に適材適所と言えます。
ほかの木材の使われ方など「適材適所」についてはまた改めて述べてみたいと思いますが、KUMUKUの家造りの重要な土台は「ヒノキ」、一択と決めています。