実際に室内の化学物質を測定してみました

株式会社KUMUKUは「家族が健康」に暮らし「夏涼しく、冬暖かく省エネ」で「家が長持ちする」、建てた後に後悔しない家を建てています。

それって目に見えない部分ですが、必ず家が備えていなくてはいけない性能の部分を建築工法という「仕組み」で実現しています。それが「通気断熱WB工法」です。

これら、健康、省エネ、長寿命の3つに大きな強みを発揮してくれます。

とは言ったものの、例えば「健康」に暮らすことと言えば・・・。

室内の空気環境は実際のところどうだろう??

いくら室内壁の透湿によって湿気と化学物質が透過していく理屈は実験でも体感できたけど実際の室内では濃度はどれくらいんだろう?

と疑問もあります。

完成見学会ではご来場いただいたお客様は皆さんありがたいことに、

こぞって「木の香りしかしない」「木のいい匂いしかしない」と言われます。

臭いのすべて化学物質の正体として目には見えないけど鼻で感じることが出来ます。

コーヒーの臭いやカレーの臭い、焼肉の臭い、これは体に害のない臭いですが

一方、建築工事から出る接着剤の臭いやビニールクロスの臭いや建築塗料の臭い、また暮らし始めてから放出される家具からの接着剤や塗料の臭い、カーテンや衣類のポリエステルや喫煙した煙や部屋に使う芳香剤、実は人の体からも放出されている化学物質。

本来これは住まいの高気密化によって室内に蔓延し人の体内に入り、アトピーや喘息を起こす可能性があるとされています。

なので、家を建てる際は24時間の計画換気を法律として義務化しています。

ところが机上の換気計算では換気ロスや換気フィルターの目詰まりなど不具合も多く、なかなか思うようにいかない問題も抱えています。

そもそも24時間の計画換気は2時間に1回の割合で家じゅう空気を入れ替えることが目的なので省エネとはいいがたいと考えます。

そこで今回KUMUKUで建てた新築のお住まいで実際に測定してみました。 

参考までに、室内の空気環境は国が定める化学物質の指針値として決まられていますが

例えばホルムアルデヒドでいえば0.08PPm以下と決められています。

単位をug/㎥に変えると100に相当します。結果がこれです👇

解析の結果、ホルムアルデヒドは国が定める指針値の半分以下で大きく下回り、それ以外の化学物質は10分の1までに下がっています。

もちろん引渡の前なので購入されました一部の家具は置かせていただいての計測です。

ちなみにWB工法ならではの第3種換気採用ですが給気口は閉じ、排気は停止状態です。

これで熱ロスなく省エネの条件が整います。

結果として24時間の換気に頼らずとも室内の空気環境はとても良好であると実証できました。

茶木均
茶木均

株式会社KUMUKU 代表取締役

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