空気環境測定、また実施してみました

KUMUKUの家は特に空気品質にこだわります一般的に「健康住宅」と言えば高断熱で家じゅう温度ムラを無くし、ヒートショックを防ぐことが健康住宅だと思われがちですが、果たしてそれだけで充分でしょうか?

ひとが摂取する食品の体積の十倍も摂取している空気。

睡眠も含めて人生の3分の1の時間を家で過ごしているなかで特に家の中の空気の品質は健康を考える上でとても重要です。とはいうものの、常に換気が24時間一日中なされているから大丈夫、と思っていたら大間違いです。

空気は食品の体積の十倍も摂取していて空気を吸わないと生きていけないのに・・・

人は健康に生きるために運動や食べ物には興味があるのになぜ空気には興味があまりないのでしょうか。

それって目には見えないからかもしれません。

でも臭いは感じられます。

家をたてたら24時間換気が必須、義務なのはみなさんご存じの通りです。これは家族が暮らし生活の中で化学物質が発生し室内に蔓延するため2時間に一回の割合で新鮮な空気を入れ替えなければ健康に暮らせないと言われているからです。

でも換気の種類によって多くは換気用フィルターが付いていて定期交換やおそうじ、メンテナンスを怠れば目詰まりを起こし換気の働きは充分とは言えず機能できていないのも事実です。

換気のスイッチが入っているから大丈夫なんてことはもうとうありません。

いうなればその家に住む限り一生にわたってメンテナンスを続けていかなければなりません。

それとは逆に、KUMUKUの家はもちろん高気密高断熱なのに換気のメンテンスの必要はありません。

何もしないでただ生活するだけ。

空気の品質はいつも常にきれいな状態を保ち続けます。それは通気断熱WB工法の壁の透湿の力のおかげ。ほったらかしで快適だなんて夢のような家だと思いませんか(^-^)

そこで今回、KUMUKUではお客様に協力をいただき、引渡し後3か月経過したお住まいのリビングの室内の空気の品質を測定してみました。驚くべき結果は以下の通りです。

ふつうに普段通りに暮らしてもらっているS様のご家庭です。

上記の検査項目は厚生労働省が定める室内の揮発性有機化合物(VOC)の6品目で、基準となる室内濃度指針値を記載してありますが、基準値とはの濃度以下であれば一生涯にわたって暴露し続けても有害なく健康に影響が表れないだろうとする数値です。

それに対してKUMUKUの室内の数値は基準値はるかに下回り、10分の1になっていて定量限界(下限)値を示しています。更に驚くべき点は換気計画は第3種を採用していますが、換気の運転は料理の際のレンジフード以外作動させていないという点です。

現代の住宅は「高気密高断熱」。

エネルギーロスを減らし、二酸化炭素の排出をできるだけ少なくするため断熱性能をどんどん高めています。高断熱は温度ムラを無くし省エネに暮らすために必要なことですが同時に気密性を高めなければなりません。

気密性を高めれば生活から出る化学物質(VOC)は室内に充満しこもります。その中で家族は生活し呼吸をし続ければ人によっては抵抗力の無いお子さんや女性は健康被害を受ける可能性が高いとされます。喘息やアトピーなどの症例は減るどころか増えています。

だから24時間の換気だけが人の健康を守る唯一の対策となるわけですが、第3種は熱ロスが大きく省エネとは言えず、第1種は換気フィルターの交換やメンテナンスが必須です。それも一生涯続けなればなりません。

KUMUKUが造る家は通気断熱WB工法を採用し丁寧に丁寧に造り込むことによってこれだけの成果を証明しています。

これはWB工法による透湿壁と壁体内の通気に仕組みよって実現できるものです。

富山県では空気品質No1を宣言しています。

これから家づくりを始める方には、富山のミスターWB、KUMUKUの通気断熱WB工法を一度、体験していただきたいと思います。

茶木均
茶木均

株式会社KUMUKU 代表取締役

記事本文: 78