富山のミスターWB、茶木です。KUMUKUの事務所は富山市八尾町です。富山市中心部より雪が多く、今年も2度ほど一夜にしてドカン!と大雪が降りましたがようやく雪も溶けはじめて少しずつ春に向かっているような、季節の変化を感じています。
今回のテーマはパッシブ デザインで心地よく。について書いてみようと思います。
よく耳にする「パッシブデザイン」とはなに?なんとなくイメージ通りと思いますがパッシブ=受動的・受け身のという意味でパッシブデザインとは機械や設備に頼らずに自然の力を利用して快適に暮らせる設計のことを言います。要は太陽の力で暖かさや風の力で涼しさを暮らしに取り入れる設計です。
逆に設備や動力を主に利用して室内を快適にして暮らす設計をアクティブデザインと言ったりもします。例えば床下エアコンの設備や動力を使って年間を通して空調計画をしたりするものがその種類にあてはまると思います。
自分的には家づくりに携わってずーっといままで「自然室温」という言葉大好きで冬は太陽の暖かさを感じて、夏は風通しで涼しさを感じることが心地のいい、これこそが環境に優しい理想的な暮らし方だと思っています。そんなことで富山市婦中にあるモデルハウスでの一コマ、こんな感じです。

2月中旬の15時ごろのリビングの様子です。暖かそうでしょ(^-^)
モデルハウスではリビングの南側に大きな窓を設けていて「冬場に限って」は太陽からの暖かな日差しがリビングの奥の方まで入り込むように設計されています。そうするとリビングはとても暖かくなり床の表面温度もじわーっとホカホカしてきて天気のいい日はエアコンを使わなくても十分暖かい家になります。実際にご来場いただくお客様にも体験してもらい「とても暖かい、気持ちいい」とお声を頂いています。
で、本題はここから。先に言った「冬だけ」が重要です。
大きな窓はリビングで採用したいと多くのお客様が望むことですが、大きな窓は夏場の日差しとともに熱が室内に入るので家がとても暑くなります。なので会社によっては窓を小さくした、などあきらめることも多いのではないでしょうか。
KUMUKUのモデルハウスのリビングの外側はこんな感じです。どうでしょうか👇

屋根の軒がとても大きく見えると思いますが壁の奥にリビングを設置しすることで夏の日差しを遮る設計になっています。
太陽の軌道は夏と冬で大きく違うことは皆さんご承知の人も多いはず。夏は太陽の高度が高いので屋根の真上のような位置から日差しを下ろすため庇を多く出すことで室内に日差しを入れない「日射遮蔽」が可能となります。逆に冬は太陽の高度が低いので庇があっても南側で大きな窓を設ければ、陽の入る「日射取得」が得られます。

こうしてしっかりとパッシブデザインを設計することでその家が持つ、断熱性能の数値とは別にそれ以上のより「心地のいい」性能が付加されます。心地のいい家なら、ご自分の家がもっと好きになってもらえると思っています。せっかく建てる家だから愛着をもって暮らしてもらえるよう日々家づくりを提案しています。


