SDGs宣言。取り組みスタートです

この度、正式にSDGsに取り組むことを宣言させて頂くことにしました。前職では随分前から取り組みをしていましたが退職してからは忙しさにかまけて少し意識が薄れてしまっていたように思います。

KUMUKUを設立してようやく丸2年が過ぎ、業務も思い通りとはまだ言えませんが落ち着いてマイペースでこなせるようになって改めてSDGs、持続可能な社会に貢献するべく出来ることから活動していこうと決意したところです(^-^)  本当は何も大げさにマークを取得して宣言しなくても常日頃からそうした心がけが大切だと思っているのですが何分、見た目から入る性格なのであえて専門の方にお願いして、しっかりと活動するべく、ブログでもお知らせすることにしました。

品質・安全性 環境に配慮した製品として、具体的な取り組みの目標として「省エネ、健康、高耐久な住まいの提供」を掲げます。通気断熱WB工法を標準採用し、湿気や化学物質を逃がし住む人の健康を守る家づくりの徹底。と通気構造を用いて高い耐久性を実現できること。これらが「12つくる責任 つかう責任」と「11住み続けられるまちづくり」・・・などに適合するものです。

とにかく人に優しく、長く愛着もって暮らしてもらえてさらには短命でなく長寿命な家。「建てては壊す」を繰り返さない事です。

その他現在、婦中町のファボーレ近くで建築中のモデル展示場の木材、構造材はすべて国産材を採用しています。住宅会社の多くが海外からの輸入材を使う今、あえて国産材を使うことは実は意外と大変なことです。

取り組んだ理由は、遠い海外からの輸送運搬に伴う二酸化炭素の排出のことや、国内の林業の発展に少しでも貢献できれば、といった想いからです。

では県産材で?地産地消と言えばわかりやすいかもしれませんが富山県産材での構造材についてはまだ価格的にも品質的にも不安定な部分があると私個人の印象ですが思っています。

あくまで個人の率直な印象です。であれば気候など適した地域からの仕入れをおこない、国内全域からの広い意味での地産地消でも良いと考えます。

もう随分前ですが、小学校、中学校の先生方に「住まいと暮らし」について住宅業界で働く者として講演させていただいたことがあります。

その際、SDGsについても少し触れましたが木造住宅を生業にしている者として地球にある天然資源を有効に活用して、一度建てたら長く住まい出来る省エネで健康な暮らしのできる住まいを造ることが持続可能な社会を作り一つの要因であると考えています。

わたしが尊敬するかたの言葉に、国内の住宅着工数はハウスメーカーが半分、地元の工務店、大工が半分ずつ建てています。一人でも多くの地元工務店の社長が良い意識をもって住宅に取り組めば、日本の住宅業界は大きく変わるということを話されました。

持続可能な社会に向けて私も良い意識をもってこれからも家づくりに取り組んでいきたいと思います。

茶木均
茶木均

株式会社KUMUKU 代表取締役

記事本文: 99