10月18日(土)、いよいよKUMUKUの常設モデルがオープンします。私は相変わらず、ちょっこまかちょっこまかと忙しくしています(^^ゞ 先週のことですが金沢の「デコット タケマツ」さんにお邪魔してきました。
デコット タケマツは以前、家具の納品でお世話になった家具屋さんです。あの時はソファーの高さやクッションの硬さなど住まい手さんが暮らしやすいようにと細かい対応をしていただいたこともあり本当に感謝しています。
そんなタケマツさんですが、家具デザイナーの小泉誠さんが手がける家具を展示されています。そのほか、「暮らしの道具」もたくさん揃っています。それらは誠実な素材を使って使い飽きることないデザインで永く愛着をもって愛用出来る品ばかりです。
ということでタケマツさんに小泉誠さんの暮らしの道具たちに会いに行ってきました。


小泉さんのデザインする暮らしの道具は日本各地の伝統工芸に関わりながらデザインされるものです。身近なところでいうと富山県高岡市の「能作」さんで伝統工芸、錫(すず)の製品をたくさんデザインされています。
今回うかがった目的は常設モデルでつかう道具を買い揃えるための訪問でした。いい買い物が出来ました(^-^)
暮らしの道具として、家も道具の一つだと考えます。
家はとっても大きな大きな道具です。更にスケールをもっと小さくした道具はソファーやテーブルなどの家具であり、よりもっと小さく小さくスケールダウンしたものはケトルだったり鍋や器、お箸やスプーンです。
気に入った家具であれば、傷が付いたら補修して、器は欠けたら金接ぎして長く大切に使い続けることができます。
では大きな家はどうでしょうか。
家の中も外も傷んでいく一方で古びてしまいます。メンテンスにはお金もかかるし億劫になってしまいがちです。
メンテナンスやお手入れをするかしないかは何で決まるか。
それって何よりも家に愛着が有るか、無いかの差ではないでしょうか。
誠実な素材を使い住み飽きないデザインで住み心地のいい家ではどうでしょうか。
気に入っていればきっとメンテナンスをして長く住み続けられるはずです。年月が経つほど愛着の沸く家、KUMUKUではそうした思いをもって家づくりをしています。
今度のKUMUKUモデルでお見せできることを楽しみにしています。