床リフレッシュ工事と、家具のご提案

室内でワンちゃんをお飼いになるお客様は何かとお悩みをお持ちのようです。

新築のご計画の時からペットとの共生を考えられれば事前に対応できるのですが、住み始めて10年も経てば当然お子様も成長され、暮らし方にも変化が生まれます。

新たにワンちゃんも家族の一員として加われば、いろんなお悩みも増えて当然かもしれません。

今回のお客様はダイニングの杉のフローリングとリビングに畳を敷いているお住まいです。畳の汚れなどのお悩みをご相談いただきました。

もとは杉のフローリングのお住まいですが、杉は調湿性に優れ、室内の湿度のコントロールをしてくれ、さらには夏はひんやり、冬は冷たくなりにくいなど良いところもありますが、比較的柔らかい木材のため、傷が付きやすい面もあります。

特にワンちゃんの場合、プードルの爪でも傷が付くことがあり、そこも気になられている様子です。

今回のリフォーム工事は畳部分だけでなくLDKの前面、杉のフローリングから、ペット対応のフローリングに重ね貼りさせていただく工事をさせていただきました。

重ね貼りなので面倒な解体工事で古い床はめくることはありませんのでホコリも出ず、短期間で工事が完了します。

またペット対応のメリットはまず第一に汚れが付きにくいことです。

さっと、ひとふきで汚れが取れること。

次に傷が付きにくいこと。

もう一点は大切なわんちゃんの関節に負担が少ないことです。滑りやすい床の場合は股関節を痛めやすいとされ、今回のペット対応はグリップ性も高めています。

ダイニングでは一部畳だった部分をすべてフローリングにリフレッシュしたのでより広く使え、この工事に合わせてダイニングテーブルとチェアを揃えられました。

また、家具のご提案はお客様のご要望をお聞きして、提携しているARTREEさんで実際に触れて、座っていただいて決めていただきます。

今回はダイニングをリビングと兼ねてお過ごしされるため食事はゆっくり、ゆったりと。

くつろぎの時間にはソファーで過ごすようにゆったりしたチェアをおすすめしました。

テーブル、チェアともに通常の高さから10センチ低く、特にチェアは座る幅を広目にとってありるものです。

手触りや造りはしっかりとした飛騨の家具をお決めいただきました。

使い込むほどに天然無垢の質感が馴染んでくる、そんな素敵な家具をお選びいただきました。

茶木均
茶木均

株式会社KUMUKU 代表取締役

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