今回のお客様は、リビングの大きな窓の外側にタイルが敷き詰められている立派な広いデッキフロアーですが、タイルが部分的に「浮いている」「割れている」「めくれあがっている」など、せっかくの気持ちのいいリビングの外側が使いづらいとのことでご相談を受けました。
いったん部分的に傷んでいるタイルの入れ替えと、総入れ替えの2種類のお見積りをお出ししましたが、ご主人のかねてからのご希望だった「木のデッキ」も、とお話の流れになり工事のご依頼を頂きました。


タイルの割れやヒビから水が回り、剥がれたり浮いている状態でした(>_<)

お恥ずかしながら私の手書きで、「要点」だけご理解いただけるよう書いてみてイメージでない内容をご説明させて頂きました。つたない説明でもよりイメージしていただきたくて👇も描いてみました(^-^;

お客様には、どうにかイメージ頂けたんではないかなと思いますが(^-^;
完成した写真と見比べてみてどうでしょうか???💦



このような流れで完成、お引渡しさせて頂きました。このあとは金具を住宅とデッキにそれぞれ取り付けて屋根のタープ(布)をかけられるようにします。
今回のデッキ工事に使いました、デッキ材の材種について少しお伝えしておきます(^-^)
木のデッキ材は、あまり長持ちしないとされ木製デッキは欲しいけどメンテナンスが大変なのは嫌だな~なんてお声をよく耳にします。
一般的にはレッドシダーが多く使われますが、別名米杉とも言われたりしています。杉に似た木材ですが、その他ヒノキであったり、ヒバであったりその他いろんな木材、材種があります。
北陸、特に富山では雪が積もり、雨も多く、木が腐りやすとされていて、太平洋側では耐久性が高い上記の材種でも富山では長持ちしないとされています。
北陸富山で長持ちさせるには3年程度に1回の木材保護塗料「キシラデコール」など一般的によく使われるものを定期的に塗装することが必要です。
私、思うのですが・・・、
こうした作業はデッキを長持ちさせることが目的ですが、定期的に傷んだところがないか?を見るいい機会でもあり、塗装作業をご自分で行うことで時間と労力使って汗かいて💦やることでデッキに対する愛着が沸いてきます。
それが敷いて言えば家への愛着にもつながるから、できればデッキをお持ちの方にはぜひ一度、挑戦してもらいたいと思います(^-^)
また、それ以外に定期的なメンテナンスをもって減らしてでも、永く使える木のデッキが欲しいというお客様もおられます。
今回のお客様もそのような想いもお持ちでしたので一般的な上記材種と比較いただくためにもう一点、別にデッキ材には、「セランガンバツ材」をご提案しました。俗にいう「ハードウッド」(硬木)と言われる材木です。
インドネシアなどが原産国で、先に挙げた桧やヒバ、杉に比べると多少の割高となりますがメンテナンスのサイクルをとても長くなります。
住宅の構造に使われる木、また内装材として人の手や足に直接触れる木、家具として人の体を支える木、外構の材料として外で耐える木。
KUMUKUでは、それぞれの用途にあわせて材種を選択して正しい使い方をすることがとても大切なことだと。